年長になると、少しずつ考え始める小学校への入学。
我が家の息子にはASD・ADHDがあり、「通常学級で大丈夫かな?」「通級と支援級、どちらが合っているんだろう?」と、就学について考えることが増えてきました。
現在は校区の小学校との面談を終え、療育先にも相談しながら、秋頃までに通級か支援級かを決める予定です。
まだ我が家も答えが出たわけではありません。
この記事では「通級と支援級のどちらがおすすめ」という話ではなく、ASD・ADHDの息子を育てる我が家が、年長の夏にどんな就学相談をして、今どんなことを考えているのかを記録としてまとめます。
同じように就学について悩んでいる方の、一つの体験談として参考になれば嬉しいです。
ASD・ADHD息子、年長になって就学について考え始めました
息子について

- ASD・ADHD
- 知的なし
- 園には落ち着いて通えているが、こだわりや友達とのコミュニケーションの面ではフォローが必要な状態。通い始めの年少の時はかなり手がかかっていた様子。
- 数字や文字が得意で、特に記憶力は並外れている
- 人とのコミュニケーションが苦手。見通しが立たないことやスケージュール変更もかなり苦手。
- 現在は個別療育週に2回、運動療育週に1回、集団療育週に1回通っている。
我が家が就学相談を始めた時期

年長の5月に校区の小学校へ相談
我が家は年長になる前から、小学校については調べていました。
療育先の先生と保育園の先生に、我が家が住んでいる地区の小学校事情などを聞いていました。
特に療育先では入学までの流れなどを詳しく教えてくれます。
そして、区の心理士さんとまず面談をしました。
息子は1歳半検診の時点で発語がゼロだったので、その時から区の心理士さんにフォローしていただき、何度が面談をしています。
年長になってからは就学についての面談がありました。
そこで区にある小学校事情や、就学相談の流れを詳しく聞くことができました。
そして、早めに行動したかったので4月の後半に入学予定の校区内の小学校に連絡して見学のお願いをしました。
すぐに見学を受け入れてくれて、その時に就学相談についてもお話しし、後日担当の先生から連絡をもらって5月の前半に面談を行いました。
5月に面談を行うのはかなり早い方だと言われました。
夏頃までに就学相談をすることが多いようです。
秋頃までに通級か支援級か決めることに
小学校での面談では、通常級、通級、支援級の選択肢があることを教えていただきました。
秋頃に就学前検診があるので、それまでにどこに在籍希望かを決めてくださいと言われました。
※自治体や学校によって就学相談の時期・流れは異なります。
校区の小学校で就学相談をしました

面談ではこんなことを話しました
- 息子の特性や今の状態についての聞き取り
- 園での様子
- 療育について
- 小学校生活で心配していること
- 今の困りごと
今現在の困りごとや小学校で不安に思っていることは全て正直に話すことをおすすめします。
私も面談をしていただいた先生に不安に思っていることをたくさん相談させていただきました。
園では友達との距離感が掴めずトラブルになりそうなことがある。オムツが完全に外れておらず、うんちの時だけ自分でオムツを履いてトイレに行くなど。
特にオムツについては一番不安に思っていることなので、小学校の先生にも相談しました。
就学相談の先生は割とこういった相談には慣れているような雰囲気だったので、私の不安をすごく理解してくれてとても安心したのを覚えています。
学校から説明されたこと
息子が入学予定の小学校は、支援級の子たちも普通級の子たちと一緒に授業を受けます。
もちろん難しい場合は別で支援していただける状況です。
また、通級は週に1回先生とお話しや相談ができるようで、この相談は勉強などではなく主に学校生活での困りごとや友達関係についての相談だそうです。
この辺りは学校によってかなり違ってくるようです。
我が家は面談前は通級を考えていたのですが、支援級の子も普通級の子と一緒に授業を受けるということを聞いて支援級も選択肢として考えるようになりました。
実際に体育の授業を見学させていただきましたが、みんなが一緒に授業を受けていて先生も4〜5人いらっしゃいました。
まだ5月ということで、1年生のこの時期はこれくらい先生がいてくれると説明していただきました。
そして見学時に対応していただいた教頭先生がおっしゃっていたのは「我が校は親御さんの希望に沿って支援します」ということでした。
親御さんによっては普通級でみんなと一緒に過ごしたいと思われる方もいれば、手厚く支援してほしいと思われる方もいらっしゃると思いまうす。
そういった希望にできる限り応えたいとおっしゃっていました。
面談を終えて感じたこと
- 面談前に不安だったこと
今保育園で受けているような支援は受けられるのか。先生との距離感は?先生に気軽に相談できる環境なのか。
行き渋りがある場合はどんな対応をしたらいいのか、また先生はどのような対応になるのか。
とにかく保育園との環境の変化に不安を感じていました。
- 面談を終えて感じたこと
面談と見学を終えて、実際に校舎や子どもたちが生活している様子を見て少し安心できました。
先生のお話しからそれほど構えなくてもいいと思えるようになりました。
発達特性についてとても理解がある先生もいらっしゃいますし、息子が入学予定の小学校では行き渋りの子向けに、まずはこの教室に行こうという教室が別で設けられていたり。
とにかく通ってみないとわからないので今は私が不安になってはいけないと思いました。
療育先でも就学について相談しています

息子を普段から見ている先生の意見
療育先では支援級と、通級どちらがいいという具体的な話はありませんが(あくまで保護者が決めることなので)先生のアドバイスとしては、息子は学力の面ではそれほど心配はないので通級でもいいのではというお話しをしています。
また、通級は週に1回という学校が多いのですが、息子は記憶力がいいので週に1回でも覚えている(インプットされる)と思うともお話ししていただきました。
現時点では通級を考えています
息子の現在の様子や学校・療育先との相談を踏まえて、我が家では現時点で通級を考えています。
しかし、まだ決まった訳ではなく今でも悩んでいます。
私が考えていることとしては
- やってみないとわからないからまず通級でチャレンジしてみるという考え
- とにかく通えることが大事だから初めはハードルを下げて支援級の方がいいのではという考え
ちなみに夫は通級がいいのではという意見です。
小学校へ進んだ先輩ママの話も聞きました

療育先の保護者会に参加
卒室して実際に小学校へ進んだ子の保護者から話を行く機会がありました。
参加されていた保護者のお子さんは、支援級に通われているお子さん、通常級に通われているお子さん、私学に行かれたお子さんなどがいらっしゃいました。
みなさんのお話しを聞いて印象に残っているのは、思っていたより手厚くフォローしてくれるということでした。
特に私学に通われているお子さんは、連絡帳があってマメに先生と連絡をとれること。電話連絡なども頻繁にしていたことが印象的でした。
普通級に通われている子も友達とのトラブルも親身に対応していただいているようでした。
実際に聞いて参考になったこと
入学前にしておいてよかったことで、全ての親御さんが挙げていたのが療育先からもらう「引き継ぎシート」を用意するということでした。
この「引き継ぎシート」がみなさんかなり役立ったそうです。
なのでこれを用意してもらうのは必須だそうです。
お子さんをみていてくれた専門の先生から、お子さんのことについてまとめてくれたシートなので、それを見ればどんな子でどのような対応が必要なので一眼でわかるそうです。
進学先の先生とお子さんの状況を共有できるので、療育に通われている方は是非療育先に確認してみてください。
基本的にはどの療育先でも出してもらえるそうです。
印象に残ったこと・考えが変わったこと
保護者会に出て一番感じたことは、悩んでいるのは私だけではないということです。
これって簡単なことのようでめちゃくちゃ大事なことだと思います。
同じような悩みを誰かと共有するのは自分が思っている以上に、自分への安心に繋がります。
悩んでいる時はすごく孤独を感じませんか?
誰かに話してもわかってくれないかな、こんなこと悩んでいるのは私だけかな。など
でも実際に同じように悩んでいる保護者の方と話して私はかなり安心できました。
これからの小学校生活を不安だけではなく前向きに考えれるようになりました。
この記事もみなさんにとってそのような役割になれるととても嬉しいです。
通級か支援級か、我が家が悩んでいること

通級を考えている理由
今現在、療育先で就学準備クラスという授業を受けています。
5人ほどの小集団でのクラスですが今のところ問題なく参加できており、先生からも授業で座っていることは問題なさそうだと言っていただいたので支援級ではなく通級で考えています。
また、友達とのコミュニケーションがとても不安なので、そう言った場合は通級の方が相談できる環境であると小学校の先生がおっしゃっていたので今は通級を考えています。
支援級も選択肢として考えている理由
息子は環境の変化にとても敏感で、保育園も入園時や進級時は行き渋りがありました。
なので小学校への入学に私もとても警戒してしまっています。
とにかくまずは通えるように、守りの体勢でいようと思うとやはり支援級の方がいいのではないかと思ったりもしています。
一番大切にしたいのは息子が安心して学校生活を送れること
小学校が楽しい場所、安心できる場所という認識を持ってもらえるように私もできる限りのフォローをしたいと思っています。
勉強や授業もがんばってほしい気持ちもありますが、まずはその土台が必要だと思っています。
通級か、支援級かまだ決まってはいませんが、通ってみてその都度状況に合わせて息子が安心して通える環境を整えていけたらなと思っています。
年長の夏、我が家の就学相談はまだ途中です
現時点で我が家の状況はこんな感じです。
校区の小学校と面談
↓
療育先でも相談
↓
先輩保護者の体験談を聞く
↓
現在は通級を検討
↓
秋頃までに決める予定
就学先が決まったら追記します
今後、
- 通級か支援級か最終的にどう決めたか
- 入学準備
- 入学後どうだったか
についても記録していく予定です。
興味がある方はまたみに来てくださいね。
まとめ|我が家もまだ就学について悩んでいる途中です
ASD・ADHDの息子が年長になり、我が家でも本格的に就学について考えるようになりました。
校区の小学校や療育先に相談し、実際に小学校へ進んだ子の保護者からも話を聞きながら、現在は通級を中心に考えています。
ただ、まだ就学相談の途中で、これが正解なのかは私にも分かりません。
子どもの特性や学校の環境によって選択肢はそれぞれ違うと思います。
この記事も「こうすれば大丈夫」という答えではなく、同じように就学について悩んでいる方に「こんな家庭もあるんだ」と思ってもらえる一つの体験談として残しておきたいと思います。


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